電機メーカーさま向け

IoTから知財保護まで幅広くカバー

IoTにも対応した軍用レベルの情報セキュリティ対策

スマート家電や、全ての電子機器がネットワークでつながったユビキタス社会の実現に向け、ウェアブルデバイスをはじめとした様々なIoT製品をIT/電機メーカーや自動車メーカー様が日々開発されています。
ネットワークに繋がりやりとりされる情報は増える一方で、重要な個人情報等のクリティカルな情報が外部に漏洩しないように電子機器のセキュリティニーズは非常に高まっています。またそのようなハイテク製品の開発には非常に高額な開発費用や膨大な技術リソースが要求され、その重要な知的財産を安易に狙う産業スパイや、コピー製品の氾濫についての対策についても急務です。
WiSECURE TechnologiesのHSM(Hardware Security Module)ソリューションには例えばIoTにも対応した軍用レベルの情報セキュリティ対策フレームワークがあります。しかも、大量のモバイル端末やIoTデバイスに対して必要なセキュリティ対策に対して非常にリーズナブルな価格と簡易な導入方法でのご提案が可能です。その他、カスタム暗号化チップの製造委託も承っております。

IoTエッジセキュリティ

知的財産(IP)漏洩防止ソリューション

また製品製造そのものに対する知財(IP)保護や、組み込み製品自体のコピーガードもご用意しております。
例えば今やハイテク製品の新製品開発には欠かせない高度なカスタム半導体開発において、莫大なコストを支払った半導体設計会社から実際の半導体チップ製造委託メーカーの間での産業スパイによる半導体回路設計図の漏洩防止メソッドがこちらです。

重要知財データ(IP)の保護

このように設計会社と実際の製造委託メーカーとの設計情報のやり取り時に、最終的な半導体製造装置内以外で生データがやり取りされることは無く、また専用の復号化トークンについても別ルート配送や専任スタッフ以外の持ち出しや操作を物理的に管理することでもしも暗号化済データが漏洩したとしても安心です。

組込みシステムのコピーガード

もう一つは特に海外での製造委託時に見られるケースですが、最終製品の組み立て委託企業の部品発注網(サプライチェーン)が特定地域に密集している場合に一部のスタッフや納入業者が結託して全く同じ製造装置やチップを使い安価なコピー製品を盗作することがあります。デジタルデバイスの場合、同じ機材や材料を使用されると高額な開発費用を掛けたオリジナル商品とほぼ同じ内容のものをコピー商品として乱造され、異常な低コストにより市場でオリジナル商品が駆逐されてしまうということがままあります。製品の高性能化に伴いハードウェア以外のソフトウェアの開発コストも近年は毎年増大しており、コピー商品の登場はメーカー様として許容出来ないレベルの損害をもたらしています。
WiSECURE Technologiesの「VeloCrypt MicroSD HSM」を使用したコピーガードソリューションは、重要データを含んだソフトウェアオブジェクトを軍事レベルの強度で暗号化された状態でシステムブートROMに記録し、専用の復号化キーを持つHSM以外での組み込みシステムの起動を不可能にします。復号化トークンの発行工程や、MicroSDの差込工程をメインの製品製造工程と切り離すことで更に強固な製品のコピーガードが期待出来ます。

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