WiSECUREは、世界で初めて認証と情報保護の両方に対応した製品「SAMURAI Key」を提案します。この製品は、Googleが推進するパスワード不要のログイン技術「Passkey」と同じ、ゼロトラスト原則に基づいています。これにより、パスワード入力を必要とせず、個人デバイスによるロックを用いてアカウントにログイン可能になります。Microsoftの研究によると、このような「パスワードレス」ソリューションは認証リスクを99.9％削減するとされています。

WiSECUREは提案する「SAMURAI Key」は認証の問題を解決するだけでなく、暗号化ストレージなどのファイル保護機能も追加し、企業と個人のデータをより強固に保護します。

 

◾️WiSECUREのチームと専門性

WiSECUREのチームは、16年以上の経験を持ち、国際軍政機関のプロジェクトに関わってきました。専門的な暗号化技術部門も有し、高度なセキュリティニーズに対応しています。

 

◾️「SAMURAI Key」の市場での成功

2023年10月、WiSECUREは「SAMURAI Key」を日本のクラウドファンディングで発表し、わずか12時間で資金調達目標を達成しました。その後、目標の300％を超える資金を集め、プロジェクトを成功裏に終了しました。SAMURAI Keyは物理的な所有を証明するデバイスで、パスワードやSMS認証の弱点を補い、多要素認証において第二認証要素として機能します。これにより、パスワード漏洩によるハッキングリスクと損失を防ぎます。また、軍事レベルの暗号化技術とカスタマイズ可能な企業管理機能を備え、セキュリティを強化しています。

 

製品詳細はこちら：世界初！SAMURAI Key – Data Protector with FIDO2

 

 

◾️セキュリティ市場の変化とWiSECUREの役割

WiSECUREのCEO、鄭嘉信氏は、「SAMURAI Keyは、Googleが推進するPasskey技術と同様に、FIDO2とWebauthnの標準に基づいています」と述べています。Passkeyの普及により、将来的にはより多くのWebサービスがセキュリティーキーによるログインをサポートすることが期待されています。WiSECURE日本総代理のEverFriend Japan株式会社社長、目代陽孝氏も「SAMURAI Keyは、高いセキュリティと暗号化保護データ機能を提供し、携帯電話を用いたログイン方法以外を求めるユーザーの期待を超える製品です。」と述べています。

 

研究によると、データ漏洩の約80％がパスワードセキュリティの問題に関連しています。パスワードが解読された場合、個人や企業は情報セキュリティの大きな脅威にさらされます。パスワード漏洩は、プライバシーデータの盗難だけでなく、企業に財務損失やブランドイメージの損傷、法的訴訟のリスクをもたらす可能性があります。そのため、情報セキュリティとパスワード保護の強化は、現在の重要課題です。ゼロトラストセキュリティフレームワークは、この問題に対応するための「永遠に信用せず、常に検証する」という理念に基づいています。これは、内部および外部のネットワークを信頼せず、すべてのユーザーとシステムに対して厳格な身元確認と権限許可を要求することを意味します。WiSECUREは、この概念を基に、認証キーからサーバーまで、パスワード不要の認証ソリューションを企業に提供しています。

製品詳細はこちら：AuthTron C – 不正ログイン防止カード

 

 

WiSECUREの製品ラインとカスタマイズの可能性

WiSECUREは、カードタイプのFIDO認証製品も提供しています。また、同社のCEO、鄭嘉信氏によると、SAMURAI Keyは設計段階から企業管理のニーズを考慮に入れており、企業サーバーを通じたコントロール機能の組み込みにより、USBフラッシュドライブの使用に関連するデータ漏洩のリスクを軽減させます。さらに、WiSECUREは企業のセキュリティポリシーと要件に応じたOEMおよびODMのカスタマイズを提供しています。

革新的な技術とソリューションを提供することにより、WiSECUREはグローバルなサイバーセキュリティ市場に新たな基準を設定し、情報セキュリティの進化を推進しています。